スモールがビューティフルという価値観の転換で、
いろんなことが変わってくる。
フィンランドの首相の公約は、
週4日6時間労働というもので、そうなったら素晴らしい。
経済を成長させることは環境にとり悪で、
「今年はうまいぐあいに2%経済収縮できました」
とニュースで言われるようになる。
町はおも苦しいビルで空が見えなかったのに、
建物が小ぶりの木造ビルに変わって空がひろがり、
政体は小さくなって地方の目配りがよくなり、
ものが小さくなって部屋が広くなる。
まあこれは思考実験なので、そういう風にすべていくわけではないが、
無意識に大きくしようという考えから自由になる。
たとえば中国は、そうバイデン政権に変わっていま世界でいちばん
心配な国中国は、国をまだ大きくしたい。台湾まで手を出すと言われている。
なぜ大きくしたいのか。
それが豊かさとイコールとは限らない。
なぜなのだろうか?
ただただ、人の素朴な習性だ。
日本の大人でも、次はちょっと大きいベンツを買おう
と思っている人いるでしょう?
中国もロシアも、小さな連邦に別れて初めて
民主主義になると思う。
大きすぎるとロクなことがない。
日本も次の段階は、さらなる地方分権だ。
フィンランド人はなぜ午後4時に仕事が終わるのか 【12分で解説】日本の働き方を見直そう。