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小さくすることのだいじさ 積み重ねの好循環

 

地方分権改革 (行政学叢書)

地方分権改革 (行政学叢書)

  • 作者:西尾 勝
  • 発売日: 2007/07/20
  • メディア: 単行本
 

 

スモールがビューティフルという価値観の転換で、

いろんなことが変わってくる。

フィンランドの首相の公約は、

週4日6時間労働というもので、そうなったら素晴らしい。

経済を成長させることは環境にとり悪で、

「今年はうまいぐあいに2%経済収縮できました」

とニュースで言われるようになる。

町はおも苦しいビルで空が見えなかったのに、

建物が小ぶりの木造ビルに変わって空がひろがり、

政体は小さくなって地方の目配りがよくなり、

ものが小さくなって部屋が広くなる。

まあこれは思考実験なので、そういう風にすべていくわけではないが、

無意識に大きくしようという考えから自由になる。

たとえば中国は、そうバイデン政権に変わっていま世界でいちばん

心配な国中国は、国をまだ大きくしたい。台湾まで手を出すと言われている。

なぜ大きくしたいのか。

それが豊かさとイコールとは限らない。 

なぜなのだろうか?

ただただ、人の素朴な習性だ。

日本の大人でも、次はちょっと大きいベンツを買おう

と思っている人いるでしょう?

中国もロシアも、小さな連邦に別れて初めて

民主主義になると思う。

大きすぎるとロクなことがない。

日本も次の段階は、さらなる地方分権だ。

 


フィンランド人はなぜ午後4時に仕事が終わるのか 【12分で解説】日本の働き方を見直そう。