ETVswitchinterview。
小学校の校長で、授業に漫才を取り入れて
生徒のコミュニケーション力を上げようとしている方と、
刑務所でコミュニケーションの講座を開いている方との対談。
若き日の校長は、登校拒否の子の家に
毎週末通い続けた。
子供は学校に来ない。
でも十年後、あの時の先生の訪問が、今の私を支えていますと
その子から会いに来た。
現象として結果がでなくても、
届いていることがある。
玄関先の先生の物音を、
聞いていたのだ。
とても感動的な話で、最後対談する両者が涙ぐまれていたが、
この話はいま話題の引きこもりの支援にも通じる。
3年前ぐらいから自治体の取り組みを見ていて、この前見たとき
かなりいくつも企画が増えていて、前向きになり始めたことがわかった。
それでもよくあるのが、行っても会えない、門前払い、というものだ。
それでおもったのだが、門前払いでいいのだと。
部屋の中から音を、声を聞いているからだ。
それを月一回でも繰り返していれば、何かの意味が生じてくるのだ。
そう思った。