BS1で二時間、MG、ニューヨークを歩く。
6人か7人の論客と会う。
面白いところ多々。
カントの自由の定義は、実は「良いことをする自由」。生活に必要な、生存競争みたいなせちがらいことから一歩出て、良いことをしてもいいよ!ってこと。
レゴに勤めていた統計を信じない投資家。
数字は正式の一つでしかなく、それ以上でもない。何もかも数字でやると、おかしくなる。レゴの商品企画で、統計と逆の方向、さらに複雑なものを作らせると、売れた。
アメリカの小説家。
アメリカは二極化していく。科学的物質主義信仰が強すぎるので、反動から中西部ではキリスト教が強い。同じ理屈で、大衆文化も強い。
MGの大きな主張の一つが、心は脳ではないというもので、
それに関連する話が続いてゆく。精神というのは、外部ともすでに繋がっている。
脳だけの範囲で区切れない。
最後日本の斉藤氏にいろいろいいことを言う。やはりドイツから見て日本の面白いところはある。日本の特徴を、良い方に活かせとのこと。
頼もしい雰囲気、議論好き、哲学者の良さとは、何を聞いてもとりあえず、しっかりした答えを返すこと。