シューマッハーの本スモールイズビューティフル。
さまざまな書評ブログでも取り上げられている。
小さなこと、というより、大を目指さないと言うこと、
適正規模、中規模ということだとある。
なんとなく日本の水野和夫さんの一連の本を思い出す。
成長ばかりを目指していると、いまの時代はかえって損をすると言う話だ。
成長を政府が言うのは借金のせいだが、名目成長でいいのでいくらでも工夫はある。
エコ的にも人類は拡大できない。
機械の小型化は省エネになり、車はおそらく小さくなり、
ビルは中層階になる。
わたしは以前からビル建築には懐疑的で、
住みたくない、寄りたくない。
パリのような町が耐震にもいい。
移動範囲も小さくなる。
テレワークで。
日本人にはどこかにまだ、でっかくでっかくの大コンプレックスがある。
鉄を使うようなものを作らなければ、
コークスがいらず省エネ。
船も、飛行機も軽くなる。
大国は分割され連邦になる。
そもそも民主主義は地方自治なのかもしれない。
バヌアツなど小部族単位の社会は、いつも平和だ。
気が小さいと言うなかれ。これでいい。
小さい人は、かしこい。
星野源みたいな繊細な人がスターになる。