さてもう資本主義のこととかあんまり書いても仕方がないので
地道に書いていきたいことを書きます。
父が精神科の医師だったことがきっかけで、ここ4年精神科のことを調べていた。
その結果、いろんな誤解や偏見が、まだ多いことがわかった。
まずこのページを。
精神科訪問看護・超入門 | 訪問看護のことならホームケアライン
いま統合失調症といわれるひとも、ほとんどは自宅から通院、訪問看護に変わってきている。そもそも、この病気について、いろんな誤解があった。
「(引用:ある患者さんについて)
統合失調症ですね。
ただ、いま思い返しても統合失調症の症状とかないんですよ。
そこがまた印象的な方でした。
この方、喋れない方だったんですね。
そのうえで、ずっと病院で寝ている方でした。
あるタイミングで主治医が変わった時、新しい先生が
「具体的な精神症状がない可能性があるから」
と、薬を大幅に整理していったんですね。
薬を減らしていくと、どんどん身体が動くようになっていって、活動的になり、病院内のデイケアにも通えるようになっていきました。」
上の例のように、一時代前に入院させられていた人で、症状が消え、薬も減らしたり、自由に活動を始めたら、急によくなる人って多いらしい。つまり、過剰な保護や治療が、当たり前だけど本人の負担になって、治癒を遅らせていた例は多いようだ。
だから、昔のように「キチガイ(これ差別用語です)?!危険!放り込め!」そういう偏見は、さすがに最近は減ってるはずだけど、それでもまだまだ偏見がある。
(続く・・・・)