今週もまた、ニュースショーに、甘利氏、アトキンソン氏が出ていた。
私が菅政権を支持する理由のひとつに、用兵のたしかさがある。
このお二人は有能で、事実に基づいた話をされる。
甘利氏はひきつづき半導体の話。1930、プライムニュース
両方に呼ばれ話されている。
とにかく一秒を争う事態で、日本の素材産業を生かすために、必死で動かれているのだろう。台湾TMSCとの交流会を催すという。
実は日本の問題は、私は技術力ではなく、人間の姿勢みたいなものにあると思っている。
サラリーマンが大人しく、弱い。
台湾、中国人がどれだけ攻めまくるか。
日本もやる気にならないとダメ。
アトキンソン氏は最低賃金値上げはデータからも必要と説くが反対論者が多い。
これも、やる気の問題。
いや、小波乱はあるが、韓国でさえ、失業率は持ち直し、
韓国は今生産性が日本を追い越してしまったのである。
あれだけムン政権が叩かれていたのはなんだったのか。
慣行を変えたくない業界との戦い。
賃金上げたからって潰れないとアトキンソン氏。
いや、いくつか潰れそうになるかもしれぬがそれも、
政権が巧みな援助策を組み合わせれば、防げるし再建させられる。
賃金を上げた他国と、の日本と、どちらが明るいかを
よく見ればいいだけの話。
腰を上げるか重い尻のままかの違い。
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こう思っていたら、6・10付けニュースで、政府の地方創生案は、地方の賃上げが柱という記事が出ていた。ブレーン、アトキンソンの進言が採用されたのだ。
”日本商工会議所など中小企業団体は「中小企業の経営実態を超える大幅引き上げは失業者を発生させる」と真っ向から反対し、21年度は「現行水準の維持」を求める。三村明夫日商会頭は4日の菅義偉首相への陳情後、記者団に「最低賃金引き上げは必死に頑張っている宿泊・飲食業に悪いメッセージを与える」と訴えた”(Yahooニュース)これは先日の討論会でもやり玉にあがっていた”ウソ”。